イングリッシュ横丁が「体験型」にこだわる理由。
- Nanae Ichinohe
- 2021年2月24日
- 読了時間: 2分

その前に軽く近況報告をば。
「英語でいけばな体験 in イングリッシュ横丁」おわりました。
説明もアドバイスも全部英語。簡単にいけばなの歴史、原則もお話しました。
日本人ならなんとなーく知っている、いけばな。英語で説明されると、少し客観的に「日本文化」を捉えられる気がします。
いけばなの技法「ため」を使ってカラーをカーブさせると、参加者さんも思わず "Amazing...!"

このワークショップの最終ゴールは、「いけばな製作」です。
それに必要な情報は、自分の英語で集めます。
わからないところは、積極的に質問したり、参加者同士英語で教えあったりして、みなさん自分の作品をきちんと完成させていました。
同じ花でも、ひとつひとつ雰囲気が違う。どれも風情ある、個性的な作品となりました。

そして、本題。
なぜ、イングリッシュ横丁は「体験型」にこだわるのか。
簡単にいうと、「いま、自分で何とかしなきゃ」をつくるため。
語学習得には、「理解したい!」「伝えたい!」という湧き上がる熱意みたいなものがあったほうがいいです、ぜったい。これまでの経験や英語がペラペラな友人たちの話を聞いてると、すごく感じます。
たとえば、私は走るのが苦手なので、できる限り走りたくないです。もちろん、全く走れないって訳ではなくて、遅いし、疲れるし、なるべくやりたくないだけです。
でも、電車に間に合わなきゃいけない!ってときは、駅まで力の限り走ります。
今自分で何とかしなきゃいけない状況だと、上手い下手関係なくやるしかないですよね。
「体験型」にこだわる理由はそこです。「やるしかない」のパワーってすさまじい。
なんでもそうですが、上手くなるには何度もやるしかない。
その試す場を提供するのが、「イングリッシュ横丁」です。
イングリッシュ横丁に参加したからには、自分の英語をどんどん試してください。
上手い下手は関係ないです。ここは英語を教わる場所とはちょっとちがいます。
この表現は通じるのかな?これはどういう意味なんだろう?能動的に英語を使ってみましょう。
一人でやろうとしなくてもいいと思います。偶然居合わせた人たちに助けてもらったり、逆に助けてあげるのも経験です。
そして、その経験(成功も失敗も)をもとに、ぐんぐんアップデートしていってくれたらと願っています。
腕試しに、ふらりと遊びに来てみてください。

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